1、《電話医療相談

当院では18時30分から19時30分の時間帯に電話医療相談をしております。診療時間中に聞き忘れたこと、あるいは全く当院の診療と関係しないことでも、医療相談としてご利用してください。診察を希望される時は、名前を聞かせて頂きます。無料でご相談に答えますので、安心して御利用してください。午後の診療が継続している場合は診療終了後に折り返し電話させていただきます。



2、《医薬分業

「医薬分業」とは医療機関で診療受けたとき、医師の出した処方箋をもとに薬局で専門の薬剤師に調剤してもらい、薬の使用方法等について説明を受けるシステムです。富山医科薬科大学を始め、近隣の総合病院も「医薬分業」を進めている為、当院も処方箋によりこのような基幹病院と同じ種類のお薬を出すことができます。待ち時間の短縮の為だけでなく、特に、小児の場合は、年齢、体重に応じた薬用量やシロップ剤、粉薬などの内服しやすさに対応した調剤が必要とされます。専門の薬剤師が調剤することで、安心して薬剤を提供することができる利点があります。



3、《小児科専門医

小児の感染症、特に学校において予防すべき伝染病であるインフルエンザ、百日咳、麻疹、おたふくかぜ、風疹、みずぼうそうなどについて診断、検査の相談にのります。院内において、インフルエンザ、アデノウイルス(プール熱の原因)、溶連菌の迅速診断ができます。
*検査は末梢血一般、CRP(炎症の度合いがわかる)は院内で測定しその場で説明します。外部検査センターと提携し、各感染症の診断確定が可能です。院内で検尿や肺炎の診断のための胸部レントゲンができます。
*夜尿症、不登校など小児心身症的疾患につても相談してください。カウンセリングもします。
小児皮膚疾患についても相談してください。
とびひ、みずいぼ、乾燥肌、あせも、おむつかぶれについては症状にあわせて、軟膏、内服薬の処方を行います。
喘息、アトピー性皮膚炎の相談にのります。
アレルギー検査としては外部検査センターと提携し採血にて各種のアレルゲンを検査できます。
喘息発作緊急時には吸入、点滴処置に対応します。長期喘息管理に関しては、現在アレルギー教室を月一回土曜日の午後に一時間程度使って説明しています。アトピー性皮膚炎に関しては重症化したときのステロイド軟膏の使用方法や改善している時のスキンケアなどの説明に重点を置いています。



4、《予約システム

(1)一般診察は順番診察と時間予約を利用する方法を選べます。
@時間予約診察について
(電話でも来院してでも診察を時間予約する形です。)
保育園や幼稚園の帰りなどに時間をあわせるため、時間予約もしたいという患者様の要望により30分に一人の割合で予約制を取り入れております。できるだけ時間通りに診察させていただくようにと調節していますが急患(痙攣、脱水による意識障害、喘息による呼吸困難)や処置(点滴処置で約10−20分、その他採血、胸部レントゲン撮影、鼻吸引など)が入った場合は診察が遅れることがあります。ご理解よろしくお願いします。
予約は当日でなくても一週間前でも可能です。また、診察終了後に次回の診察を時間予約していくことも可能です。
A順番診察について
(来院して順番を取り、院内で診察順番を待っていただく形です。)
順番を取られた後、診察までに外出される場合は受付にご連絡ください。診察の順番が来る前に帰院できるようにお願いします。診察でお呼びしたときに院内に居られない場合は順番をとばさせていただきます。帰院されたときに再度順番をおとりいただくことになりますのでご理解ご協力よろしくお願いします。
(2)予防接種も時間予約できます。ワクチンの準備の都合もあるので前の日までに予約してください。若干の余裕を持たせてワクチンの準備はしていますので当日申し込みの方にも対応しています。
(3)乳児健診 できるだけ前日までに予約してください。来院され受付、計測後、健診を行っています。同時に予防接種も施行可能です。毎月第3水曜の3時から20分毎に乳児対象に離乳食の栄養相談を予約制で栄養士が行っています。利用してください。
(4)予約専門外来 小児のアレルギー(アトピー性皮膚炎、気管支喘息など)についての相談、心の相談(不登校、夜尿症など)、発達についての心配など通常の診察時間帯だけでは説明が不十分だと判断した場合、土曜日午後を予約専門外来として対応しています。



5、《診療時間外の診察

(1)時間外、休日の急患は高岡急患センター(電話0766−25−7111)をご利用下さい。小児科診察は高岡市、射水市の小児科医が協力しあい、当直しております。私も月一回救急当直をしています。総合病院の救急にかかる前に高岡急患センターを受診していただきたいと総合病院の先生方から協力の要請がありました。総合病院は重症の急患に対応する2次救急に専念したいという考えによるものです。健全な小児救急体制の維持の為、ご協力よろしくお願いします。
(2)休日等医院に電話していただくと急患に対応できる時間帯を留守番電話に入れておりますので適宜ご利用ください。ただし、翌日の診療に支障がない範囲で対応しておりますのでご理解よろしくお願いします。